こんにちは。うゆちゃんです。
今回は右脳教育で有名な七田式のメリットとデメリットについて検証していきたいと思います。
七田式のメリット
60年の歴史ある全人格教育
七田式は60年もの長きにわたり研究された幼児教育法です。創始者の七田眞の理念にもとづき、知能だけではなく徳育なども含んだ全人格教育となっています。
これからの社会を豊かに生きていくには、IQやテストの点数であらわされる「認知スキル」だけではなく、自己認識、意欲(好奇心)、チャレンジ力、誠実さ、自己肯定感、責任感、忍耐力、勤勉性、自制心、主体性、やり抜く力、思いやり、協調性などの「非認知スキル」が重要であるといわれています。
七田式教育では、単なる早期教育や先取り、詰め込み教育でなく、これらの力をまんべんなく伸ばす教育を行っているのです。
七田式は長年研究され教育法が確立されており、その教育効果はある程度証明されているので安心感があります。
また、歴史が長いので七田式に通っていた子がどうなったかなどのネットでの書き込みも多く、検討段階での情報収集がしやすいといえるでしょう。
「認めてほめて愛して育てる」がキャッチフレーズ
子どもがその能力を最大限に開花させるには、まずは親子の愛着が最重要課題です。
そして、たくさんほめられたり、認められることを通して、「自分はできる」「自分は価値のある存在なんだ」という自己肯定感をはぐくんでいきます。
それらは子どもの持てる能力を最大限に発揮するための欠かせない土台となるのです。
七田式教育では、「認めてほめて愛して育てる」をモットーに、親子の愛着や、子どもの自己肯定感を育てる教育をしています。
暗記や算数が得意になる
七田式では0歳から暗唱にとりくんだり、歌で知識をインプットする取り組みをしています。
これは単なる「詰め込み教育」ではなく、暗記を通して脳の機能をアップさせ、可能性を高める取り組みなのです。
また数量感覚を身につける「ドッツカード」も取り入れています。
赤ちゃんには数は数字ではなく、実際の量として見ることが一番わかりやすいのです。
ドッツカードは赤丸やイラストが1~100描かれたカードで、それを高速にフラッシュして見せることで数量感覚をみにつけていきます。
そうすることで、赤ちゃんは抽象概念である数字ではなく、具体的な数量をみて数を学んでいきます。
その結果、算数や数学が得意になるだけでなく、難しい数式もすぐに理解できるようになるなどの天才的な能力を発揮する例も報告されています。
七田式で学ぶことでこれらの能力を身につけることで、学校での学習でも効果を発揮し、自分に自信がつくともに、将来の夢をかなえる力となるのです。
右脳だけでなく、右脳と左脳のバランスを重視
七田式は右脳教育のイメージが強いですが、決して右脳だけの教育をしているわけではありません。
七田では、左脳教育のプログラムも取り入れられており、右脳と左脳をバランスよく伸ばすことができる内容となっています。
一説には、発達障害の原因は右脳と左脳のアンバランスにあるともいわれており、そのことからも右脳と左脳のバランスは大切なことだといえるでしょう。
七田式のデメリット
教室や先生個人の差が大きい
七田式はフランチャイズ運営のため、教室によってやっていることが結構違ったり、先生の質がバラバラだという声がよく聞かれます。
ネットの体験談を調べていると、先生との相性が良い場合は、おおむねよい教育結果を出している場合が多いようでした。
教室や先生の差が大きいのはデメリットでもありますが、逆に考えれば、ある先生とは合わなくても、別の先生なら合う可能性もあるということです。
お子さんに合う先生を見つけられれば、七田式をあきらめなくても済むことになります。
合う教室・先生を見つけるのは大変ですが、複数の教室で体験をしてみるのもよいかもしれません。
子どもの異常行動の報告がある
ネットで七田式の評判を調べていると、奇声をあげだしたり、フラッシュカードの単語を壁に向かって延々と唱えるようになったなどの情報もあります。
しかしその一方で、そんなことは一切なく優しく賢い子に育ったという報告もあります。
七田式は、一歩間違えれば「無理な詰め込み教育」となってしまうおそれがあります。
しかし、本来七田式は詰め込み教育ではないのです。
お子さんに異常行動がみられたケースでは、おそらく七田式を間違った方法で実践してしまったのではないかと思われます。
また、七田式のレッスンではスピードを要求されるところがあるため、「じっくり考えたい」という子には不向きな面があります。
レッスンのプログラムも次々と別のことに切り替わっていくので、もっとやりたい!というお子さんにはストレスになり、好奇心を奪ってしまうことになるかもしれません。
長年研究されている七田式ですが、そのようなケースが報告されているのも事実なので、お子さんに合うかどうか、しっかりと見極めることが大切なのかもしれません。
もし七田式があっているのならば、お子さんの可能性を最大限に引き出せる可能性は高いと思います。
ほかの子とわが子の出来を比べてしまう
七田式はお教室で発表したりすることが多く、同じクラスに出来の良い子がいると、わが子の発達が不安になり焦ってしまう、ということが少なくないようです。
しかし、七田式では「そのままで100点とみる」ということが推奨されています。
親が比べてしまうと、お子さんのほうも劣等感を抱きやすいので、親の方に「わが子はこれで100点なんだ!」という意志を持ちつづける精神力が求められるといえるでしょう。
月謝が高い
七田式の月謝は幼児コースで月14,000円(税別・首都圏等)、これに教室維持管理費2,200円(税別)が加わり、別途教材費が必要。
実際には19,000円ちょっとの月謝となるようです。
かなり高額ですよね。
お子さんの可能性を引き出してあげたいけれど、この金額では、出せるご家庭は限られてくると思います。
費用を大幅に抑えて「七田式」を実践する方法
しかし、七田式はお教室でのレッスンの他に、「通信教育」やおうちでできる教材など様々な学習スタイルを提供しています。
本屋さんにも七田式のワークがあったりしますよね。
七田式の教室に通うことが無理なばあいは、それらの教材を購入しておうちで実践することがおすすめです。
おうちでの取り組みなら、他の子と比べてしまうというデメリットも払拭できますね。
私のおすすめはこちらの「七田式プリント」。
プリント学習は一般的に左脳学習ですが、こちらの七田式プリントは右脳も鍛えることができる内容となっています。
楽天で買うと楽天ポイントと七田式ポイントの両方がたまってお得です。
また、楽天スーパーセールなどの時に買うと、ポイント10倍ということもあるようです。
また、「七田式英語」なら、おうちでできる「7+Bilingual(セブンプラスバイリンガル)」がおすすめです。
しちだの魔法ペンなら35日でバイリンガルに!楽天4部門1位の英会話!<七田式>
人気の「タッチペン(音声ペン)」付きもあり、この教材でお子さんが英語をしゃべりだした!というレビューが多数のオリジナル教材となっています。
主人公のナナが世界を旅するというストーリーで、一日7分、35日間で英語を口にするようになるそうです。

まとめ
七田式は賛否両論である部分もあり、メリット、デメリットがあります。
しかし私が調べた限り、七田式が合わない子以外は、相性のよい先生の元、正しい方法で実践すれば一定の効果が得られている場合が多いようでした。
また七田式はお教室だけでなく、おうちでできる多種多様な教材も販売されているので、そちらを利用することで、デメリットを減らすことも可能です。
天才児を育てることで有名な七田式。
正しく知って、賢く利用するのが良いと思います。
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